ルレで真シヴァ終えて足元見ると、何やら見慣れた模様に気付き、
アク・アファー円形劇場を真上から眺め…
ケルト紋様が!!!
数えきれないほど通ってたのに、ずっと気付かなかった…
ケルト模様の説明してなかった… ので以下、追記。ケルト紋様とは、SS中に見られる組み紐模様のことで、ローマ時代にアルプスの北に勢力を張っていたケルト民族が使っていました。ヨーロッパ各地から出土するケルト由来の装飾品や遺跡に多く見られます(ロンドン、テムズ川のバタシーの盾や、
アイルランドの首都ダブリンの北部にあるニューグレンジの古墳など ←
間違えた~ ニューグレンジの古墳は、ケルト以前の巨石文明のものです。遺跡の前にケルト模様の彫られた大きな石が横たわってますが、ケルト民族は彼らに…? ニューグレンジで使われている石材は、アイルランド島の各地から採取・運搬されたもので、冬至に石室まで太陽光が届くよう設計された技術と共に、彼らの文明が高度であり、後の民族に大きな影響を与えたことが推測されます。またいつか行きたいな~)。
また、5世以降キリスト教化した
※1アイルランドの修道士によって書かれた聖書(例えば、ケルズの書とダロウの書、イギリスではリンデスファーンの書)に、美麗な装飾文字としてケルト紋様が使われています。
8世紀末からアイルランドに侵入したノルマン(バイキング)が、そのような宗教的祭具を訳も知らず持ち帰った結果キリスト教化され、彼らの木造教会(例、世界遺産のウルネス教会)にも類似した模様が認められます。
さらに19世紀アール・ヌーヴォーでは、この模様を多用する画家が現れ(アルフォンス・ミュシャなど)、現代にも多くの作家に影響を与えているようです(FFシリーズでおなじみの天野喜孝など)。
なお、アイルランドのお土産品の多くにも描かれていますw
こんなの書いてたら、アイルランド行きたくなってきた~w
ころなめ!
他にも最近見つけたアイルランド・ケルト関連は、
グラン・コスモスの2ボス「リャナン・シー(Leanhaun sidhe)」
アイルランドとマン島に伝わる妖精で、別名「妖精の愛人」。男の愛を求め、男が拒めば男の奴隷に、受け入れれば男は妖精のものとなり、一生命を吸い取られ続ける…(W.B.イエイツ編「ケルト妖精物語」)
また好意的な解釈として、ワイルド夫人※2は、死の精バンシーに対し、この妖精を生命の精と捉え、詩人や歌い手に霊感を与える存在と考えた(キャサリン・ブリッグズ編「妖精事典」)。
かなり見落としてるかもなので、復帰したついでにアイルランドを探してみよ~☘
-----------------------------------------------※1アイルランドのキリスト教化については、以前の
私の日記で少し説明してます。
※2ワイルド夫人:Jane Wilde (1826-96)。オスカー・ワイルドの母で、イエイツの友人。妖精学に大きな貢献をなした。