こんにちは。
FF14も5.3も始まりいかがお過ごしでしょうか。
これを機に新しくFF14を始める方、心機一転PC版に移行する方に耳寄りな情報です。
FF14をパソコンでやりたいけど、どのパソコンがいいのかわからない方向けに、私のおすすめのPCをピックアップしました。これを買えば問題ないと太鼓判を押します。
そのまま買っても大きな問題はありませんが、少し私なりにカスタマイズしているのでご注意を。なお、値段等は2020年8月現在です。
(1) 小さくて安価でいい物を GTX1650搭載 110,780円（税込）
Ark製 CROYDON
CY-IC6B36MG5-AB
https://www.ark-pc.co.jp/bto/customizer/?pc_id=1157CPU 第9世代 Intel Core i5 プロセッサー i5-9400 2.9GHz
CPUクーラー CoolerMaster Hyper H412R
マザーボード ASRock B365M-HDV Micro-ATX
Memory 16GB (8GBx2) - Ark Selection Memory DDR4-2666 1.2Volt Micron純正
ストレージ 【NVMe】1TB - Intel SSD 665pシリーズ SSD M.2 (PCIEx Gen3 x4)
グラフィックス GeForce GTX 1650 - 4GB - MSI AERO ITX
ケース Antec P5 Micro-ATX
電源 550W - 80PLUS BRONZE認証 - Antec NeoECO Classicシリーズ ATX
FF14をHD（1920×1080）で楽しむなら十分なスペック。安心のインテル製。消費電力も少ない。MicroATXのケースなので大きさが小さく設置しやすい。なにより価格がお手頃。
(2) コスパ優れる GTX1660 SUPER 搭載 126,880円（税込）
Ark製 CROYDON
CY-AR6B45AGT6-CM
https://www.ark-pc.co.jp/bto/customizer/?pc_id=1387CPU AMD Ryzen™ 5 3500 3.6GHz 6Core
CPUクーラー Scythe 虎徹 MarkII KOTETSU2 (SCKTT-2000) サイドフロークーラー
マザーボード ASUS TUF B450-PLUS GAMING ATX
Memory 16GB (8GBx2) - SanMax DDR4-3200 1.2Volt Micron(48M)
ストレージ 【NVMe】1TB - Intel SSD 665pシリーズ SSD M.2 (PCIEx Gen3 x4)
グラフィックス GeForce GTX 1660 SUPER - 6GB - MSI AERO ITX OC
ケース CoolerMaster MasterBox CM694 ATX
電源 650W - 80PLUS GOLD - Silverstone Essentialシリーズ セミモジュラー ATX
FF14をHD（1920×1080）の最高画質を余裕で楽しめるスペック。CPUはコスパ最高のAMD Ryzen 5 3500。CPUクーラーには、定番の虎徹。グラフィックカードにコストパフォーマンスが高いGTX1660 SUPERを採用。より広いWQHD（2560×1440）の動作も十分。電源はGOLD規格の電源で静音ファン採用の高性能品。ケースはCooler Master製の定番のケースなので、改造もしやすく長く使える。万人にオススメ。
(3) 静音パソコン 160,460円（税込）
Sycom製 Silent-Master NEO B550A
https://www.sycom.co.jp/custom/model?no=000739CPU AMD Ryzen™ 5 3500 3.6GHz 6Core
CPUクーラー Noctua NH-U12S
マザーボード ASUS TUF B450-PLUS GAMING ATX
Memory 16GB (8GBx2)
ストレージ 【NVMe】1TB - Intel SSD 660pシリーズ SSD M.2 (PCIEx Gen3 x4)
グラフィックス GeForce GTX 1660 SUPER - 6GB - GIGABYTE GV-N166SOC-6GD
ケース CoolerMaster Silencio S600 ATX
電源 660W - 80PLUS GOLD - Fractal Design Ion+ FD-PSU-IONP-660P-BK ATX セミファンレス電源
究極の静けさをもたらすPC。性能は(2)とほぼ変わらないが、ケースに耳を当てないと動作音が聞こえないほど静か。とにかく静かなPCをお求めの方にお勧め。
以下、詳しく知りたい方はお読みください。
パソコンを構成するパーツで、重視すべき点をまとめました。Sが最も重視すべき点で、Eが気にしなくて良い点となります。
CPU C
ある程度の性能は求められるが、ある程度に達するとベンチマークの向上がほとんどないパーツ。4コア・6コアあればベンチマークへの影響が少ない。CPUは大きく分けてIntelのCoreとAMDのRyzenがある。
従来はゲーミングにおいてはシングルスレッド性能及び安定性が求められるので、デファクトスタンダードであるIntelのCPU一択であったが、近年AMDのRyzenの性能向上が目覚ましく、同じ性能であればAMDの方が圧倒的に安く手に入るため、コストパフォーマンスを重視してAMDを選択したほうがいい。
FF14においては、AMDであればRyzen5 Intelであればi5程度で十分な性能が出せる。それ以上のCPUを選んでもベンチマークが1～2%向上するだけである。
メモリー D
容量だけ。8GB以上あればよい。16GBあれば盤石。
グラフィックカード S
一番重要。使用するディスプレイの表示の細かさと求める画面品質から以下の中から選ぶとよい。
値段及び能力(価格は2020年8月時点)
性能が高い
RTX2080ti 4K(3840×2160)最高の環境を求める人用 約14万円
RTX2080 SUPER 4K(3840×2160)最高品質用 約9万円 ←おススメ（4K用）
RTX2070 SUPER 4K(3840×2160)高品質、WQHD(2560×1440)最高品質 約6万円
RTX2060 SUPER WQHD(2560×1440)最高品質 約4.5万円
GTX1660 SUPER HD(1920×1080)最高品質 約2.5万円 ←おススメ（バランス）
GTX1650 SUPER HD(1920×1080)高品質 約1.5万円 ←おススメ（低コスト）
性能が低い
----越えられない壁----
問題外
Intel HD Graphics(CPU内蔵、記載なし) 問題外
マザーボード B
全部のパーツが接続するボード。軽視されがちだが端子の数や拡張性がここで決まる。現在のパソコンは、サウンドカードとネットワークカードがマザーボードに搭載されている。したがって、マザーボードにお金をかけると言うことは、サウンドカードとネットワークカードの品質があげることになるので、余裕があればお金をかけたい。
ハードウェアが原因でパソコンが起動しなくなると、ここが故障している率が高い。選び方としては、はっきりとメーカー名と型番が書いてあるかどうかで判断しよう。ここに自信があるパソコンはメーカー名や型番を記載するからである（逆に、無記名だったりチップセットの名前だけだったら警戒しよう。）。
電源 C
電力を供給する元になるパーツ。当然電源が止まればパソコンは動かないので信頼性を第一に選ぼう。50％負荷の時に最大の電源効率をだすことができること及び静粛性を確保する事から、容量は求められる電力（ワット）の2倍あると安心できる。
メーカーによっても信頼度の差があり、それが値段に反映されている。80＋の省エネ規格があるが、はっきり言って省エネ性能はどれも大差ない。ただし、良い電源ほど高い省エネ規格を達成している。
選び方としては、はっきりとメーカー名と型番が書いてあるかどうかで判断しよう。ここに自信があるパソコンはメーカー名や型番を記載するからである（逆に、容量や80規格しか書いていなかったら警戒しよう。）。
CPUクーラー B
静粛性に大きく関わるパーツ。CPU付属のクーラーは冷却性能が低く音がうるさいので、できれば違うものに換装することをおススメします。3000円程度のクーラーでも段違いに静かになります。
CPUグリス E
何を塗っても大差ないので無視してよい。
ケース C
PCを改造しなければただの箱だが、後々改造したり部品を付け替えたりする人は絶対重視すること。一般に売られているケースなら使いやすさに問題ないが、BTOの場合は独自のケースで改造しにくい場合が多い。小さいケースは、狭くて改造しにくく熱がこもりやすく壊れやすいので、置ける範囲で大きいケースを選んだ方がよい。
SSD or HDD A
ゲームをやるなら読み出し速度が速いSSDを推奨。ゲームのローディングや切り替えの速度が速くなる。最速はM2（PCI-E接続）SSDだが、SATA(SerialATA)接続でも大差ない。SSDはシーク音もないため静かなのもよい。
DVD or BD drive E
FF14をやるのに必要ない。どうしても必要であれば外付けドライブを用意しよう。
サウンドカード D
マザーボードに搭載されているものを使うのがほとんど。それ以外で高品質のを使いたい方は、USBオーディオがオススメ。Voiceチャットを使う方は、サウンドカードよりヘッドセットにお金をかけよう。
ネットワークカード D
マザーボードに搭載されているものを使うのがほとんど。1Gbpsあれば十分。無線LANが欲しい方はついているパソコンを選ぼう。
ディスプレイ A
グラフィックカードがその能力を映し出す装置。解像度がグラフィックカードの表示能力と合っているか、端子の数、スピーカーの有無、リフレッシュレート、同期技術の有無がスペック上大事となる。FF14はそこまで動きが激しいゲームではないので、リフレッシュレート60kHzあれば十分である。
応答速度、輝度、コントラスト比も画質を表す要素だが、色合いは好みがあるので、実際に見に行って買った方が良い。
お手頃で使いやすい大きさと解像度は、24インチのHD(1920×1080)、27インチのWQHD(2560×1440)、32インチの4K(3840×2160)である。テレビをパソコンにつないても使うことができるが、テレビとパソコンのディスプレイを比較すると圧倒的にパソコンのディスプレイの方がきれい。
