ギミック解説ではありません零式4層の予習してたらギミック名の由来を調べるのが楽しすぎて予習どころじゃなかった
せっかくなので調べたことを日記にまとめて供養することにした
━━━━━━━ 前半 ━━━━━━━▶オンザソウルすげぇ単純な名前だから最初飛ばそうと思ってたけど調べたらちゃんと由来がありました。
アリストテレス著 『霊魂論』(羅: De Anima、英: On the Soul) プシュケー (命、心、魂) について研究した著作だそうです。アテナなら絶対読んでる。
▶パラデイグマギリシャ語で「典型」「範型」という意味らしい。
哲学用語としてのパラデイグマはよくわからんけど
イデアの典型的な具体例みたいな感じっぽい。
ゾディアークとかアテナがパラデイグマを詠唱して創造生物っぽいのを出してくるけど、
「このイデアは具体的にはこんなやつですよ」って見せてくれてるんだと思う。余計なお世話。
▶トリニティソウルtrinity soulでググったらペルソナがヒットしましたtrinity (三位一体) はキリスト教の用語で、
父(神)と子(イエス)と精霊(よく分からん)の3つが1つの神であるっていう考え方。多分アテナの羽が上から父と子と精霊になってるんでしょう。
ソウルは知らん。三位一体の魂って何?誰か教えて。
▶魂の刻印おそらく元ネタはないと思います。
ググったら別ゲーのwikiとかスピリチュアルな怪しいのが出てきたので調査終了。
▶グラウコピスピューロスのNM
知恵と戦の母「グラウコピス」元ネタは
アテナ (ギリシャ神話の女神) の添名 (別名、通称の意) だそうです。
ヘイト1位への2連続被魔法ダメup付与の強攻撃というのはなにか意図があるんでしょうか・・・
▶スーパーチェイン・セオリー元ネタは現実世界での
超弦理論 (Superstring Theory) (または超ひも理論) です。
理論を裏付ける実験結果が十分でないという意味で未完の理論。なんだかよく分からんが5つのバリエーション (
タイプI、IIA、IIB、ヘテロSO(32)、ヘテロE
8xE
8) があるらしい。
I、IIA、IIBは前半のギミック名になってますね。
弦じゃなくて鎖なのはパンデモと鎖の関係が強いからだと思います。
(ラハブレアが発明してエリクトニオスが得意とする鎖魔法とか)
▶アポディアロゴス/ペリディアロゴス多分造語です。由来はギリシャ語の単語。
アポディアロゴス :
apo (離れて、away from) +
dialogos (対話、dialog)
ペリディアロゴス :
peri (近づいて、in front of/near) +
dialogosapo/peri の位置に立ってる人は2人頭割り物理強攻撃+dotを受けます。
アテナさんにとっての対話ってそういうものなんですね。
▶アルテマブレイドFF12初出の武器らしいです。
▶パラディオン雑魚Pで突進後にやってくる頭割り攻撃。
「ギリシア神話やローマ神話において、都市の安全を守るとされた非常に古い像である」とのこと。
アテナがパラスっていう友達を殺してしまった自責の念から作った像らしい。
出典:
『パラディオン』Wikipedia━━━━━━━ 後半 ━━━━━━━▶パラスアテナ (ボス名)パラスアテナは
ギリシャ神話における女神アテナの呼び名の一つ。「パラス」の由来は諸説あるが、FF14においてはなんか真なる神に近づいた感出るからアテナ→パラスアテナに変化したのではないかと推測。
「パラディオン」で説明したアテナの友達以外に、アテナが倒した巨人の名前もパラスの由来の一つと言われています。
▶パラスの手またパラス出てきた。
知恵の女神アテナは「
パラス・アテナ」とも呼ばれるそうで、その由来を語るお話が2つあるらしい。
1. アテナがギガントマキアっていう戦いの中で巨人パラスの皮を剥いで武器強化したお話2. アテナが不慮の事故でマブダチのパラスっていう女の子を殺してしまう悲劇
パラスの手っていうギミックは技巧っていうよりパワーっていう雰囲気なので1が由来だと思います。
▶ガイアオコスポセイドンの添名。「大地の所有者」って意味らしい。
出典 :
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio//hellenica/propn5.html▶サモンダークネス聖天使アルテマ : “漆黒ノ暗渠ヨリ、悪鬼ヲ招カン……
サモンダークネス!!”
個人的に伊瀬茉莉也さんの気合入った「サモンダークネス!」が結構好きです。
▶デミパルヘリオン+ジオセントリズムデミパルヘリオン : demi(半分の、不完全な)-parhelion(幻日)幻日っていうのは太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える現象。
デミパルヘリオンで出てくる9個のAoEが幻日ってことなんだろう。半分とは?
ジオセントリズム : 天動説デミパルヘリオンで出てきた幻日が動き回ってるように見えるので多分そういうことです。
(2023/06/29 追記)
ガイアオコスでフィールドが小さくなります。このときフィールドの周りに球殻が出現しますが、これは天球を表しており、
デミパルヘリオンの詠唱で太陽っぽい光が天球上に出現します。この太陽っぽいものの光をフィールド上に投影したのがデミパルヘリオンのAoEで、ジオセントリズム詠唱完了後にパラスアテナが天球を掴んでぶん回しています。つまり
パワーで地動説を覆すスタイル。▶イデア・エレメンタル特に元ネタはないけどよく見たら立体プレステの模様が原子っぽい見た目してる。元ネタは
四元素。ギミックに登場する立体はそれぞれプラトン立体と四元素の対応付けが元ネタとなっており、正四面体(赤)が火、正六面体(黃)が土、正二十面体(青)が水、正八面体が空気となっている。正十二面体は宇宙を現すとピタゴラス学派によって主張されていた。後にアリストテレスは元々あった四元素を四形質と捉え、物質の根源として「エーテル」という概念を提唱した。
(ここから先はちょっとぶっ飛んだ妄想)「
αβγ理論」というビックバンの瞬間の元素生成に関する理論が1948年に公表され、のちの
ビックバン元素合成理論の礎になっている。
デバフのαβの元ネタは実はαβγ理論では?ただの目印とか言わないさらに、立体同士で線が繋がって「融合爆発」という即死全体攻撃が発生するやつ実は
核融合がモデル?同じマーカー同士で繋がった鎖が切れたときのは
核分裂とか・・・?どっちかというと核分裂の方が全体即死な気がするけど気にしたら負け。
▶パラスレイまたパラス。
ボスが触手を突き刺す技なので
アテナがマブダチを刺し殺した悲劇が元ネタでしょう。
▶星天爆撃打急にモンクっぽい技名になったけどラバナスタの「人馬王ロフォカレ」、オーボンヌの「雷神シド」が使用する技らしいです。正直覚えてなかった。
出典 :
ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki 『特技/【星天爆撃打】』▶カロリックセオリー元ネタは
カロリック説。熱の正体を熱素という物質で説明した昔の学説。熱の正体が熱素という物質 (熱物質説) か、物質の振動 (熱の運動説) か、という議論に決着がついたのが1840年代頃だそうです。
▶エクピロシス「世界燃焼」という意味のギリシャ哲学用語 (ストア派の信念)。
宇宙が定期的に燃焼して浄化 (破壊) され、再創造されるサイクルを言ってるらしい。
世界の再創造っていう点ではアテナの企みと通じる部分があるかも?
定期的に燃焼するっていうのをエクサフレアで表現しているような気がする。
対義語として、大洪水によって世界が破壊される
カタクリスムがあります。
どっかで見たな。▶パンゲネシス元ネタはダーウィンが提唱した
パンゲン説 (pangenesis) という形質遺伝に関する仮説。
パンゲン説は獲得形質 (環境要因で後天的に獲得した形質) も遺伝されると説明していたが、現在では一般的に間違った説とされている。
デバフを組み合わせて消滅因子に変える処理がヘファイストスの概念支配と通じるとこあってお前ら曲がりなりにも夫婦なんやなって感じする。
「我ガ遺伝子を、分け与えヨウ!」
▶パンテオス恐らく
パンテオン (すべての神、万神殿) というギリシャ語が語源。
格変化して-osになってるのか?ギリシャ語はよく分からん。
パンデモニウム (万魔殿) との対比になってて面白いなと思いました。
ちなみにPantheosでググったらNikeの靴が出てきました。
▶イグノラビムス (時間切れ詠唱)19世紀のベルリン大学教授の生理学者エミール・デュ・ボア=レーモンによる発言
「我々は知らない、知ることはないだろう」のラテン語訳。時間切れ詠唱中のパラスアテナのセリフがこちら
「ワタシはカミ、すべてを理解したはずなのに......!」
「何故......このセカイは在るの......?」
「何故......ワタシはワタシなの......?」
これを一つずつ紐解いてみる
「ワタシはカミ、すべてを理解したはずなのに......!」 →
ラプラスの悪魔ラプラスの悪魔は、フランスの数学者ラプラスによって提唱された「要はなんでも知っている存在」。素粒子からマクロの世界までどんな物体の運動・作用でも把握しており、ひいては過去から未来に至るまでのこの世のすべての動きを知ることができるという思考実験的なやつ。しかし、量子力学の登場によりこの概念は否定される傾向にあり。
FF14的に言うと、ヒカセンに負ける未来を予測できなかった、ヒカセンに勝つ方法をついぞ知ることがなかったパラスアテナの全知全能性を否定していることになるのかな?
「何故......このセカイは在るの......?」 →
「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」とは、形而上学界隈では有名らしい問題。なんかふわっとした表現だが要は「なぜこの世界が存在するのか?」みたいなことを問うている。Wikipediaを見る感じ、歴代の偉人たちはこぞってこの問題に関しては匙を投げている。
つまり人間には分かり得ない。
カント「理性で扱える問題ではない」 → 完全に諦めモード
ショーペンハウアー「世界に対して『なぜ』とは問えない」 → そりゃそうだ
ベルクソン「『無い』は無い」 → ダイソーのバイトの対応がありえんときの俺たち
「何故......ワタシはワタシなの......?」 →
「なぜ私は私なのか」「なぜ私は私なのか」も形而上学でよく問われる問題。↑と類似した問題で、これも結構沼が深い。このモードに入ってるアテナはもはや全知全能とは対局の存在。
神を自称しているアテナですが、結局すべてを知ることはできず最後まで探求者のまま。
「イグノラビムス」はヒカセンたちに向けたメッセージではなく、アテナの自問自答の結果なのかもっていう考えも面白いかも。
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【更新履歴】
2023/06/05 Rev. 1
2023/06/29 Rev. 2
- 前半/後半の表示追加
- 後半「パラスアテナ」の追加
- 後半「デミパルヘリオン+ジオセントリズム」の項目移動と追記
- 後半「イデア・エレメンタル」改定
2023/06/30 Rev. 2.1
- 後半時間切れ詠唱「イグノラビムス」追加