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Kirino Bulbul

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初見未予習で極に行ったら感動が生まれたお話

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こんにちは、こんばんは。
当方は漁師メインのヒカセンです。普段使う戦闘ジョブは戦士か侍です。
今日あったことを書き留めておきたくて筆を執りました。



先日、塔を周回していたらアンドロイド旧式軍装:医を入手しまして、
せっかくだからと普段ほとんど使わない白魔のミラプリを作りました。
これがなかなか気に入ってしまい、どこかに白魔で遊びに行きたくなりました。

CFで行くのも怖いのでパーティ募集を探すことにしました。

まず最初に目についたのはエキルレの募集です。
スプリント全まとめからヒールが間に合わなくてタンクを落とすイメージが湧きました。
見送ることにしました。

次に目についたのは初見さんの蒼天ID募集でした。
レベル最大じゃないと全部のスキル使えなくて楽しめないかもしれない!(ヒラ初心者なのに)
これも見送りました。

その次に目についたのは極ハーデスの練習PT募集でした。
30分の予定で初見や未予習まで歓迎していました。なんて懐が広いのでしょう!
ただし、入る度胸がありませんでした。募集メンバーはなかなかの速度で埋まっていきました。

「もし、最後に余った募集枠がヒラだったら入ることにしよう……」

そんな消極的なことを考えながら、他のPT募集を探します。
他の募集を見ながら、あれでもないこれでもない、と理由をつけながら見送って行きました。
普段から野良のPTに入り慣れていないので、尻込みしてしまいます。



すると、先ほどの極ハーデスの募集が再び目につきました。
ほぼ枠は埋まっていました。ヒラ1枠を除いて。

「もうこれは、入るしかない? 入っちゃってもいい?
  初見・未予習だけど!?」


PTの参加ボタンの上でアイコンをぷるぷるさせながら数秒ほど迷った後、意を決して押しました。

シャキッという音とともにLight PartyからFull Partyの表示が出ました。
入りました。ついに入ってしまいました。

挨拶を済ませ、募集文に合ったとおりに初見で未予習ということを伝えると軽いどよめきが起こりました。
ふははー!!地雷ヒラのお通りだー!!

今回集まったメンバーは暗ナ白占モ忍機赤です。

(※ここから先は当時の状況を分かりやすく伝えるため、復習した知識も交えて書かれています)



散開マクロが流れます。有名なおこめ式マクロみたいです。
みんながポジションを宣言していきます。
正直これから何が起こるのかさっぱり分かりません。
自分のポジションは分かったけれども、素直に分からないことだけ伝えました。
タンクさんたちが無敵受けのお話とかしてます。
ベネ下さいと言われていた気がします。返事をしそびれました、ごめんなさい。
後から見て理解しました。(タンクはそこそこ分かる)

極ハーデスのフィールドに移ります。BGMが神です。最高です。
これを30分聞けるだけでもここに来た甲斐があるというものです。


早速開戦のカウントダウンが始まります。
白は開幕前に何をしたらいいのでしょう? とりあえずメディカラをしてみます。
開戦からバーストと思ったら早速エンシェントダブル。どうやら二連続の技が来る様子。


 シャドウスプレッド
プレイヤー目掛けて伸びる直線状の床の二回目を避けるギミック。
しかし、初見なのであっさり二回踏んで床掃除を開始。
予見していたのか占さんが超速で起こしてくれます。

 バッドフェイス
ノーマルで見た技! 見るからにやばそうな方を避けておけば大丈夫! と思いきや、二連続!
ここでもか! 逆も危ない!

 ラヴェナスアサルト
暗黒さんにデバフが付きながらリビングデッドしてるので、あ!これティターニアで見たやつだ!と
思いながらベネを差し込んでいきます。

 魔方陣記述1回目
鏡or球が出現してフィールド上の安地が極わずかになるギミック。
よくわからないのでみんなにピクミンして避けます。

 ブロークンフェイス
空から円盤が降ってくるので、最初は拾うのかな? と思って当たりに行きました、すみません。
バフ欄におしゃれなバッジがついたので避ける方のゲームだと理解しました。

 魔方陣記述2回目
移動に出遅れていると占さんの救出が飛んできます!ありがとう!


ILに余裕がある今なので、このあたりでハーデスのHPを削り切っていたかと思います。


雑魚フェーズ
ナプリアレス
 線は体が被らないようにしてるだけでした。これで大丈夫?と不安になってました。
 そして頭割り! H1をもらったので左側にシュッと移動して受けました。

ラハブレア&イゲオルム
 ここで何度もワイプしたので超える力がぐんぐん尽きました。
 炎や氷が分かってなくて、タンクさんだけの処理かと思っていました。対象は全員でした……。
 話し合いの時間を設けてもらったことで、力10%地点でようやく線を取ることを学びました。

プライム
 法則改変の一連の流れがスピーディーで大変でした。
 最初は視線も食らったり、落下したりで死屍累々でした。
 ナイトさんが「床一枚踏んでる?」とDPSに訊いたところ、
 ヒラの自分が「踏みました」と答えたので、
 ざわ……ざわ……となり、
「ヒラとタンクはサークル待機でおk」と教えて頂きました。

 
この時点で、予定していた30分を過ぎてしまったのですが、
みんな続きが見たいのかレディチェでは全員が〇。誰も降りる人が居ませんでした。
主催さんも「時間過ぎてるからいつノー押してもいいんだからね!」と促されていました。


ハーデス本体
 ウェイル・オブ・ザ・ロスト
 中央付近にうまいこと集合して、吹き飛ばされてから頭割りをするフェーズです。
 最初から散開していたら落下しました。初見殺し過ぎる!! ここでもワイプしました。


ここまで到達した時点で残り時間が10分に。
ついた超える力が20%。タンクのHPは26万付近。
 「仙薬使ったみたいだなw」
 「これは勝ったなw」
 「強くなりすぎてしまった」
など
ポジティブな発言がちらほら見られました。


 バイデント
 地面に放射状の予兆がつき、ヒラに直線頭割りが付き、DPSさんが遠方に3回範囲床を捨てながらにじり寄って頭割りに参加するフェーズです。

 正直マクロは覚えていなかったし、散開場所も分からなかったのですが、
 H1なので左側に直線範囲を向けるということだけを念頭に動いてみたら意外と合っていたみたいです。
 ただ、ここで何が起こったのか見てる余裕が無くて分からなかったのですが、
 PTは壊滅しました。

 気が付いたらT1さんではなくT2さんが頭割りに入ってくれていて、生き残っていたのが自分たち二人だけだったのです。

 え、どうしよう! と焦って占さんを起こそうとしますが、フェーズスキップしてアクティブタイムマニューバーに。
 すると、ここでPTチャットがにぎやかになってきたことに気づきます。

 「ひらさあああああんLB」
 「LB!」
 「LっっっっっっっB」


 いつもLight Party未満で行動しているので忘れがちでしたが、今はLBが使えるのでした!!


アクティブタイムマニューバーは慣れたものです!
以前、極神龍をペアで討伐したときに詰まったのでレバガチャ+マウスぽちぽちでゲージを瞬殺!


 最終フェーズに到達!!

 ヒラLB3!!


 ヒラの祈りがここまで神々しく見えることがあったでしょうか……。
 自分のララフェルがハーデスを前に天に祈ってる……。
 やだ、可愛い……。

 SSを撮る余裕が無かったのが惜しまれます。


 初見ですが、3度目の正直。このハーデスを削り切れれば勝てると確信して挑みました。
 この時点で残り時間は2分を切りました。

ダークストリーム1回目
 矢印が迫ってくる範囲です。
 漆黒に入ってからよく見るタイプでしたが、LBぽちって舞い上がっていました。
 真ん中あたりでおろおろしてしまって全弾を被弾しました。
 赤魔さんから連続魔レイズが飛んできます。

クアドラストライク1回目
 タンクが東西の塔を踏むやつです。
 よくわかってなくて自分も踏んでました。不思議と生きてました。
 そのあと全体攻撃がバシバシ来るので悲鳴を上げながら回復を連打しました。

 この時点で残り時間が1分を切りました。

ダークストリーム2回目
 んん!!わからない!!
 ピクミンする余裕もなくて中央で回避を試みるも、ララモップと化して床を磨きます。
 赤魔さんから再び光の速さでレイズが飛んできます。
 最後は全員で立って迎えたいと言うかのようです。

クアドラストライク2回目
 ここに差し掛かったところで、ハーデスを撃破!!


  「やったw」
 「ああああああああああああああww」
 「うおおおおおおおおおお」
 「やったあああw」
 「やったか?」
 「アッおめでとうございますw」
 「残り何秒だwww」
 「感動的な最後w」
 「草www」
 「しゅwwwしゅごいww」
 「おおおおおおおw」
 「まさかの古いボスでここまで感動できるとはw」
 「ドラマティック!」



 最後に残り20秒くらいで起こしてもらっていたので、本当に時間いっぱいでした。
 制限時間に追われると思わず熱くなりますよね。
 床掃除が多かったので、みんながんばれーって応援していました。
 それでも何度も何度も起こしてもらいました。その時のメンバーには感謝しかありません。
 
 初見未予習なのに優しくしてくれて本当にありがとうございました。

 これが本日あったパーティ募集での一幕です。
 それを形に残しておきたくて日記にさせて頂きました。

 とても長文でしたが、ここまで読んで下さった方がいらっしゃったとしたら、
 みなさんにも感謝を申し上げます。

 ではみなさんも良いエオルゼアライフを――。
 
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