最近わたしが撮ったSSに対してとても好意的な感想を頂ける機会が何度かあったのですが、
あっしごときがとんでもございやせんうへへへって心境で大変恐縮しています。
基本的にグループポーズ(以降ぐるぽ)だけを用いた撮影で、
使っている機能もそんなに多くは無く、
使いこなしているとはお世辞にも言えないのですが、
逆に言えばわたし程度のSSならそれで撮れちゃうということです。
というわけで今回はわたしがグルポで使っている機能を紹介させて頂こうと思いますが、
本当に初歩的なことしか書いていませんのでビギナー向け内容となります。
(ビギナー向けにすらなっているのか不安ですが・・・。)
次の拡張でぐるぽも大幅に機能追加されるようではありますが、
ここらの基本的なところは大きく変わらないと思っていますので、
少しでもご参考になれば幸いです。
まずはわたしが主に使用している機能について列挙してみます。
■比較的よく使う機能■[全般設定]
(1) カメラの調整 (拡縮)
(2) カメラの調整 (回転)
(3) カメラの調整 (明るさのマニュアルを有効にする)
(4) カラーフィルター
(5) 被写界震度表現 (被写界震度表現を有効にする)
[ライトの調光/拡張設定]
(6) ライト1~3 (タイプ1/タイプ2/タイプ3)
(7) カメラ方向への視線送り
■たまに必要に応じて使う機能■
[全般設定]
(8) スクリーンエフェクト
(9) 被写界震度表現 (絞り値)
(10) 被写界震度表現 (マニュアルフォーカスを有効にする)
(11) モーションストップ (全体)
(12) モーションストップ (単体)
(13) 天候ストップ
(14) バトルエフェクトの表示切り替え沢山あるじゃない!?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
毎回使う機能って実は(1)(2)(4)くらいなのでご安心ください。
ここから上記に列挙した機能を用いて実際にわたしがSSを撮る流れを説明していきます。
なお、書き出してみたら思いのほかと言うか馬鹿みたいに長くなってしまいましたので、
今回は比較的よく使う機能についてのみの紹介とさせて頂きます。
1.グループポーズ設定画面の表示ぐるぽを起動して
グループポーズ設定画面を表示します。
コントローラーだと□ボタンで表示します。
ここで
(7) カメラ方向への視線送りのチェックを外しておきましょう。
これは必要なら後でまたチェックを入れるという感じでひとまず最初は外しておきます。
2.色味の調整まずは
(4) カラーフィルターを使用して
色味の調整を行います。
「標準」選択時は普段のゲーム画面の色味そのままとなりますが、
これは完全にお好みでお好きなものをお選びください。
「沢山あり過ぎてどれにすればいいかよく分からないよー!りせえもーん!!」
という方はまずは「鮮やか4」辺りから試してみると良いかもしれません。
わたしは比較的「鮮やか2」と「鮮やか4」を良く使う傾向のようです。
ひとまず今回は「鮮やか4」を使用して進めて行こうと思います。
ちなみにカラーフィルターの下の
(10) スクリーンエフェクトですが、
基本的に「標準」のまま使用で問題ありません。
わたしは特殊な効果などを狙いたいときに稀に使ったりすることがあります。
3.明るさの調整続いて
明るさの調整です。
(3) カメラの調整 (明るさのマニュアルを有効にする)のチェックをONにして、
下のスライダーバーで全体の明暗を調整出来ます。
必ず設定するというものでは無くて、
明るすぎたり暗すぎると感じたら使ってみるで大丈夫です。
4.照明の調整次は
照明の調整です。
明るさの調整と似ていますが、向こうが全体の明暗そのものを変更するとしたら、
こっちは
(6) ライト1~3 (タイプ1/タイプ2/タイプ3)を使用して照明を直接あてるというものです。
ステージとかのスポットライトのようなものだと思ってください。
照明についても必要に応じてやるやらないの判断で良いです。
例えば屋外昼とかの撮影でしたら不要な時もあります。(屋外は必ず不要という話ではないです。)
これはもうわたしは感覚で決めちゃっています。
試しでライト1を使用して「タイプ1」「タイプ2」「タイプ3」をあてた比較です。
この時に気を付けないといけないのがライトは現在のカメラの位置からあてることになるため、
例えば被写体(キャラ)に寄り過ぎて適用してしまうと、
こんな感じで白飛びしちゃうので注意が必要です。
実はぐるぽで最初に躓くのがライトの使い方じゃないかと感じています。
無理に使おうとせず、
まずは
(3) カメラの調整 (明るさのマニュアルを有効にする)だけに留めて慣れて来たら使うで良いかもしれません。
ここまでで現状こんな感じのSSが撮れるようになっています。
調整したので最初に比べると色や明るさ的なところは見やすくなっていますね。
5.距離と角度の調整というわけでここからは被写体との
距離と角度の調整です。
カメラ動かしてあーでもないこーでもないしつつ調整を行っていきます。
まずは全体を撮ってみましょう。
現状だと画面左手前にろうそくのオブジェクトがあって、
被写体が中央にいるのでちょっと画面右側にスペースを感じませんか?
わたしはそう感じてしまったので試しにカメラをぐいっと横に振ってみました。
(コントローラーの方向キーを動かしただけです)
右側スペースが消えて寂しさが薄らいだ気がします。
手前にテーブルと巻物のオブジェクトが増えたことも手伝って
全体的に引き締まった感じがあります。(当社比
これ実はちゃんと説明すると一点透視というものなのですが、
ぐるぽの機能とは違う話ですので説明は割愛させて頂きます。
興味がありましたらぐぐって頂ければと思います。
このままでもまずはそれっぽくなったと思いますが、
(2) カメラの調整 (回転)のスライダーバーを調整して少し角度を付けてあげることで
また違った趣きも出て来ます。
この時点でカメラの位置と距離と角度はほぼ決定していると思いますので、
必要に応じて最初に切っていた視線を
(7) カメラ方向への視線送りにチェックを入れて視線をカメラに向けてあげるのも良いでしょう。
角度についてもちょっとした手法的なところもあったりするのですが、
やっぱりぐるぽの機能とは違う話ですので説明は割愛させて頂きます。
ノリと自分の感性でイイ感じ!?と思ったらやっちゃいましょう。
感性大事です。
6.ピントの調整最後に
ピントの調整を行います。
(5) 被写界震度表現 (被写界震度表現を有効にする)のチェックをON/OFFすることで
被写体以外のフォーカスがソフトになったらくっきりしたりします。
iPhoneで言うところのポートレートモードでしょうかね?
これは実際に見て頂いた方が分かりやすいと思うので参考画像を置いておきます。
以下、それぞれOFF/ONの時です。
手前のろうそくのピントが顕著に変わったのがわかりますね。
ONにすると被写体以外のピントがボケた感じになってキャラをより引き出す効果が狙えます。
ただくっきりしている方が良いという時もありますので、やっぱりお好みでどうぞと言ったところです。
いつでも気軽にON/OFF出来ちゃうので、なんなら両方とも撮っちゃうのもありだと思います。
ちなみにわたしは集合写真や全体を撮る時はチェックOFFに、
人物をアップで撮りたい時などはONにすることが多い傾向ですが、
これも厳密では無く言ってしまえばその時の気分で決めています。
7.個撮で復習ひとまず大まかな流れとしてはこれで終了なのですが、せっかくですのでアップで個撮的なものも撮ってみようと思います。
再度
距離と角度の調整を行いましょう。
例によってコントローラーでカメラを動かして可能な限り被写体との距離を詰めます。
行けるところまで寄せてみたのですが、もう一声欲しいところですよね。
ここで
(1) カメラの調整 (拡縮)のスライダーバーを調整します。
景気良くMAX値の200まで寄せてみたらなかなか良い感じになりました。
ちなみに距離を調整する時はまずはカメラの位置をコンロトローラーで大まかに合わせて、
微調整で
(2) カメラの調整 (拡縮)を使うのがやりやすいと思います。
寄せ過ぎたことで少し明るさが変って暗くなってしまったのでここで再度照明を調整します。
今回は使用中のライト1はそのままでライト2とライト3で「タイプ1」を追加調整してみました。
(5) 被写界震度表現 (被写界震度表現を有効にする)をチェックして背景をソフトフォーカスに。
撮ってみた結果がこちらになります。
更にお好みで視線はそのままでカメラの位置を動かしたり、
(1) カメラの調整 (拡縮)と
(2) カメラの調整 (回転)で距離や角度を調整してみました。
8.補足視線について(7) カメラ方向への視線送りいわゆる視線についてですが、
基本は必要な時だけ使うというスタンスで良いと思います。
わたしは、
・集合SS等で全員がバラバラの方向を向いている時
・特定の方向に視線を向けたSSを撮りたいとき
に使っている感じです。
自分以外を被写体として撮りたいとき十字キーの左右やマウスクリックで被写体を変更すること出来ます。
以下は自キャラとミニオンを切り替えた例です。
こんな感じで自キャラ以外を個撮したい時などにご使用ください。
以上で終了となります。
偉そうに述べて来ましたが、
あくまでわたしのやり方というだけでこれが正解という話ではありません。
もちろん自身がぐるぽの達人だなんて露ほども思ったことも無く、
まだまだ分からないことだらけですので、
むしろ色々とご意見やご指導ご鞭撻頂ければ嬉しいです。
こんな分かり辛い長々とした文章をここまで読んでくださり、
本当にありがとうございました。
それでは皆様
これからも良いグルポライフをお送りください。
今日もグループポーズは楽しい。