ff14を始めて8カ月くらいになるが、それ以来「お、面白そう！」と思って購入したまま放置プレーに苛まれていた数々のゲーム達がある。
俗に言う積みゲーと言うヤツだ。
「どうせ最後までやらないんだから金の無駄だ」
と、かつてゲームを買う度に友人達から袋叩きにされ、半べそをかいた過去がありながら尚、この歳になっても同じ過ちを繰り返している。
とりあえずff14にて、やりたかった事にひと段落ついた今こそ、積みゲーを消化する好機とみてこの2週間ちょっとの間、インの時間を極力減らし、他のゲームをしていた。
その中の一つ、イース8をやってたのだが、ff14にて長らくセーブと言う概念から離れていた所為でセーブしてないままPSビータの電池が切れると言う大失態を犯す。泣く泣く数時間の戻し作業に入る。
自業自得と言えど、さすがにモチベーションが維持できなくなり、またもエオルゼアの地に現実逃避しだした今日この頃である。
前置きが自分でも引くレベルで長くなった。
今日は、実は未だにクリアしていなかったストーリーを進めた。
以降多少ネタバレが含むかも知れない。
バエサルだかバサエルだかの長城まで開放していたものの、四層のクリアに1か月近く掛かった為、そのまま放置していた。
とりあえずダンジョンに入るが、長らくこちらも放置プレーしていた為、シリアスなストーリーの展開から完全に置いてけぼりを食らう我がジェイムズ。
どうやらＴシャツにグラサンをかけたメタリカなオジさんは場違いだった様だ。
だが出直す訳にもいかず、敵の群れを駆け抜けて最終ボスへ。
なにやら怪しげな鉄仮面をつけた男がいる。過去のストーリーを脳内で高速にフラッシュバックさせたタイミングで、仮面をあっさり脱ぎ去る仮面の男。
その正体は、あまりにも予想通り過ぎて予想外。
もし俺が吉本新喜劇の団員なら、大音を立ててすっ転んでいる所だ。
こちらの「あー、やっぱり…」と言った表情も察する事なく、ドヤ顔で襲いかかってくるナントカさん。
予想外に善戦してくるが、こちとら4人もいるわけで、まぁ割とあっさり戦闘は終了する。
その後、ニーズヘッグの目ん玉を使って何やら企んでいた様だが、パパリモが炊飯器にピッコロ大魔王を封印するが如くの活躍を見せる。
とんでもなくシリアス展開にもかかわらず、長い時間が空いた所為か、何と無く空気と化しているジェイムズ。
きっと突入を眼前に1カ月も待たされたNPC達によるささやかな仕返しなのだろう。
甘んじて受け入れよう。
まぁそんなこんなでストーリーにもひと段落。
やるつもりも無かったシーズナルイベントだが、H氏に「手に入るエモートを我々が並んでやると嘔吐できますよ」と言われたのに、謎の興味が湧いて、エモートを取得。
…たしかにこのエモートはマズイ。我々濃いハイランダーにはアンマッチ。
恐い物見たさで見た物は、大抵後悔する結果に終わるのが世の常である。
割と良い顔をして歌うジェイムズ擬きに、若干のイラつきと笑いが同時に込み上げる奇妙な感覚に襲われた。
多分このエモートは、横から打点の高いドロップキックが横入りして完成なのでは無いだろうか…。
そんな事を思いつつ、密かに撮ったSSを静かに削除するのだった。
