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出戻り冒険者りつ子の日常 ~前日譚①~

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~登場人物紹介~

りつ子 ... Riddelly Moonrakers (リドリー ムーンレイカーズ) 本編主人公の"光の戦士" 一人称は"ワタシ" 光るものが好き

なかちゃん ... リアル世界にいる、いわゆる"中の人" 一人称は"私"


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「ここは...」

長い長い眠りから覚めたワタシは、微かな記憶をたどり、しかし何故そこにいるのか思い出せなかった。


「今は...えっと...【えっ!?】ワタシ130年以上も寝てたの!?」


中の人の事情で、長らくログインしてなかったんだから無理もない...


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きっかけは、机の奥底から出てきた1冊のノート。

最初のページにあったのは...『スクエニアカウント?』

その昔、数年ほどFFXIVを遊んだ時にメモしたもので、刻々と変わる生活環境に伴い、いつのまにか遊ばなくなり、知らずに行方不明になってた物だった。


『懐かしいな~』


特に紅蓮開始前~新パッチ公開後のお祭り騒ぎを、当時の仲間達と駆け回った楽しい思い出が甦る。

自由に使える時間も増えたし、弟が置いて行った初期型のPS5もある。


『そういえば近々大型アップデートがあるってやってたし、また遊んでみようかな~』


新たにソフト買わなくても、PS5版はダウンロードできるらしい。


『お、追加分もセールで2千円以下なら買っちゃえ!』

気軽な気持ちで課金して、いざログインしたのだが...


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「ここはイディルシャイア...で、ワタシは白魔道士Lv70?...鞄の中、ごちゃごちゃ色々入っててパンパンなんだけど、これ何に使うものだっけ???...」


思い出そうとしても、記憶がうまく繋がらない。


「ワタシ、次は占星術士になりたくて確か天球儀もってた様な...あったこれだこれ! うん。でも、スキルの並び順とか、なんだかバラバラね...それに、なんだか知らないスキルがあったり、効果が変わってる?ものもあるの? う~ん...」


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『あ、そっか、HUD全部設定し直しか( ̄▽ ̄;)』


そもそも、前々回の引っ越しでPS4は処分してしまい、設定のバッグアップなんて残していない。


『ジョブ調整でスキルやアビリティに変更かかったのもあるのね...でもまあ、元々たいして覚えてないし、適当に並べてやってみるか!』


『へ~っ。IDにNPC連れて行けるんだ! 練習にちょうど良いかな~♪ 取り敢えずLv50のID最初に行けるのは...外郭からか。よしポチっと...ん?』


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《シャキーン!♪》


「えっ?、えっ!?! どうして急に、まだワタシ何も」


どこか聞き覚えのあるサウンドが聞こえたかと思えば、目の前の景色ががらりと変わる。


「ん? 帝国のカストラム何とか?...でも、何か雰囲気が違う様な...」


.
.
.



~~~~~~~~~~~~~~~~

<30分後>


『これはダメだわ...私、操作もスキルもまるで何も覚えていない! それに、8人IDなくなって新しい4人IDできてたり...これはリハビリとかで済むレベルじゃないわね ><; 』


『さすがに7年も触らなかったゲームをだもんね、無理もないか。 ならいっそ最初から全部やり直そうかしら...』


新たにキャラクターを作り直して、また最初からやり直す覚悟を決める私。

しかし、”Riddelly”というキャラクターは、FFXIVをやる以前から、ずっと共に歩んできた大切なパートナーである。


<さらに30分後>


ヨシ決めた! 今までのこの子は、大切な思い出として消さずにこのまま眠らせよう!...そして、同じ姿・名前のキャラクターを別ワールドに作り直して、もう一度広いエオルゼアに旅立とうと思う。

おそらく、以前のフレンド達でこの世界に残ってくれている人達も探せば何人かはいるかもしれない。でも、せっかくMMOを遊ぶのだから、より多くの出会いを求めて、踏み出してみるのも一興だと思える...


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『ねぇ、りつ子? 聞こえるかしら?』


「その声、なかちゃん? なんだか凄く久しぶりに聞いた気がする...どうしたの?」


『ごめんなさいね、あなたにずっと会いにこられないまま、こっちの世界でもう7年も過ぎてしまったの...その間に、アナタの世界はずいぶんと様変わりしてしまって...私はもうあなたを導く力を失ってしまったの...


「そう...だったんだ...で、どうするの?」


『アナタをね、別の時間軸のエオルゼアに転生させたいの...姿と記憶はそのままで、もう一度同じ”Riddelly Moonrakers”として生まれ直す感じ...もう一度アナタとエオルゼアの旅をやり直す事になるわね。』


「いいよ^^ なかちゃん、また一緒に旅してくれるんでしょ?」


『ええ。こちらの世界のお友達は、みんな眠りに着いたり、それぞれの場所へ旅立ってしまったから...アナタには、また新しい旅の中で、素敵な仲間が見つかるといいわね...』


こうして、もうまもなく”黄金のレガシー”発売!という何とも微妙な時期に、私とワタシはエオルゼアの旅をやり直す事に決めた。




『さあ、りつ子、次に目覚めた時は生まれ直した新しい世界よ。アナタの思うように自由気ままに旅なさい!』
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