Aurel Funnymanの中の人でございます。
83IDを前にして一夜明け、準備万端の頭で挑みます。
それでは
いざ!!
突入! バブイルの塔!!
漆黒編から初見IDはフェイスで行っても、募集で行ってもいい感じになったのですが、フェイスで行くと各キャラのセリフが見れるのがおもしろくて、今回もフェイスを選んでます。
ちなみに、バブイルの塔はアルフィノ、アリゼー、グ・ラハ・ティアでPT結成。
列車に忍び込み、草原組やリセ達と共にテンパードや魔導兵器などを蹴散らしていく。
最初の中ボスはギミックも理解しやすく、すんなりと攻略できた。冒頭で博士の方がブン殴られてるのは笑った。
2ボスはすぐにギミック理解できずに、被ダメ上昇×2ついてしまうも、なんとか撃破。
いやしかし、進んでいった先で、壁や床がムカデみたいなものに浸食されてるの見て「うわっ気持ち悪ッ」とリアルに声出してしまった……。※中の人はムカデ苦手
ちなみに今回も、アニマが出てくるとしたら討滅戦になるって予想してました。
アニマがダンジョンボスでした。
今まで蛮神っつったら討滅戦と相場が決まってただけに悉く予想を裏切られる……。
アニマはしばらく叩いていると、第二段階に入って本体っぽい下部と戦うことになる。こいつの外見にどことなくヴァリスの面影(白い髪とか)があるのが痛ましい。ちなみに私は、この第二段階で両脇から出て来たツメの意味がわからず、被ダメ上昇くらって床舐めました。
そこを乗り切ると上部に戻ってきて、後は削り切るまで範囲避けって感じでした。一回しくじったけど、いけました。
えっ、アニマここで倒しちゃうんだ?
倒しちゃったもんは倒しちゃったので、急いでファダニエルのとこに向かいます。
ファダニエルはカリカリしながら装置をいじくり、傍らにはゼノスが。
アニマは倒したものの、ファダニエルが欲していたエーテルは既に溜まり切っており、月からゾディアークを引きずり下ろす為に使われる。
それ自体はクルルの身体を使ってやってきたハイデリンが、直接手を下したことで阻止されたが、ならばとファダニエルはゼノスを伴って月へ直接向かっていってしまう。
去り際、ゼノスはアニマはある命令をあらかじめ下していたと告げる。それは、テンパード達に周囲を巻き込んだ自爆を促すものだった。度し難い!度し難いぞ、ファダニエル!!
せっかく助けた帝国人や派遣団の仲間を見捨てられないと思い留まる仲間達に、光の戦士は口を開く。
「ゼノスの狙いは俺だ」
要は、地上の全ては仲間に任せて、月へは一人で乗り込むという寸法。
アルフィノは「君も私達を信じてくれるかい」なんて問うが、Aurel君にしてみれば、お前らほど信頼してる奴なんざ他にいるかよってなもんです。
この、月に向かう直前、一人一人に話しかけると、ラハ君が「思いっきり冒険してきてくれ!」って背中を押してくれるのが熱い……あと、アリゼーは祈ってくれるんだよね。
そんでもって、ハイデリンの助言に従い、協力者とやらを訪ねるべく転送装置を使って月へ。
は? 早くない!? 月に行くの!!
待って待って、私、月って絶対、最終エリアだと思ってたんだけど!? 漆黒で言うところのアーモロートのポジだとてっきり……!!
まだレベル83のままなんだけど!?
そんな疑問も待っては貰えず、辿り着いたのは月面。協力者がいるというからには、何かしら拠点となる場所もあるらしく……いやしかし、美しいなこの景色。
でもエーテライトの意匠がまんまテンペストにあったアーモロートのものなんだよな……。
しかも、館に入ると流れてるBGMアーモロートのアレンジだし……。
館の最上階へ向かうと、白い古代人が居り、ゾディアークの監視を行っている。彼がハイデリンの協力者であり、月の監視者であるという。
彼が言うには、月という天体そのものがハイデリンの作ったゾディアークを封じる為の檻で、封印の要となっているものが楔のように撃ち込まれた剣である。この構造、なんだかダラガブにバハムートが封じられてたり、そのバハムートや、紅蓮編で顕現した神龍を閉じ込めようとした『十二神の檻』と、なんか似てるなー……。
で、さっきバブイルの塔から放たれた極太ビームによって封印の剣が破損してしまい、監視者さんはその修復に忙しい。
ゾディアークから滲み出てしまった古代人の思念体が、剣修復の邪魔をしているから、行って排除して欲しいと頼まれる。
Aurel君「本当に、倒しちゃって、いいの?」(※選択肢では「無条件で排除することはできない」を選択)
すると「君はそれを躊躇ってくれる人なのか」と……。いや、漆黒のあの戦いを経てたら、まずあの古代人を敵だとは認識できんよ……。
とはいえ、思念体は本来、触れれば消えるような儚いものだそうで。たまに無念が実体化して襲ってくることはあれど。
言われた通り、行って話しかけて、未練を聞いては、消えてゆくのを見届けて、を繰り返し、途中、ゴールデンレトリーバーみたいな犬に導かれながら、剣を巡る。
が、剣の一本で数えきれないほどの思念体に囲まれたその時、思念体の一人でありながら、周囲の者達を制し、確かな意思と共に歩み寄る者が一人。
口ぶりからもうわかってしまったが、彼はヒュトロダエウスで、彼もまたゾディアークに捧げられた贄であったことが判明する。
「うん、そっか……エメトセルクは託せたんだね」
「フフ……エメトセルクがねぇ……フフフ……」
「彼が、失くすことを、そんな風に悼むようになるなんて」
ああもうクソデカ感情が爆発しそう……。
彼は、ゾディアークとハイデリンを巡る衝突の経緯を知りながら、それでも「ワタシはキミを信じるよ」「だから、キミもキミを信じて進むといい」と背を押してくれる。
本当は、アーモロートの彼は幻影だから、目の前のヒュトロダエウスとは初対面のはずなのに、アゼムの魂を持つ者でありエメトセルクの想いを負っているというだけで、こう言ってくれる。そんな人だったからこそ、エメトセルクも幻影としてのヒュトロダエウスを、ヒカセン側の味方となる人物として創ってしまったんじゃないのかな……。
いろんな感情に浸って涙腺もゆるゆるしてきたとこだったのに、背景に爆音が響き、更に剣が破壊されたことが伝えられる。
ヒュトロダエウス「この色だと、今のファダニエルかな。もう片方は誰だかわからないけれど……なんだかすごいのが来たみたいだ」
なんだかすごいの発言で不覚にも笑ってしまったが。
ヒュトロダエウスと別れ、わんこの背に乗せてもらいながら、急いで最後の一本の元へ向かうも、ゼノスが一振りでやってくれました。結局、封印は解かれてしまう。
ゾディアークに向かうファダニエル。立ちはだかるゼノス。剣を抜くAurel君。
ところが、一触即発の空気に水を注すのはのはファダニエル。
「言ったでしょう? 全てを殺して、死にたいんだって」
身投げするようにゾディアークの待つ穴へと落ちてゆくファダニエル。
取り込まれた者達が願うのは星の救済だが、ファダニエルはそれを否定し、乗っ取り、支配しようとする。
最後に囁かれた願いは「私達に、星を 壊させないでくれ」。
アシエンとはこのゲーム始まってからずっと敵対してきた。だが、結局、ゾディアーク側に着く彼らだって、望んでいるのは『星の未来』だったのだ。
取り出したるは、あのクリスタル。その後ろで、ヒュトロダエウスと思しき青年が感慨深く呟く。
「キミが望んでくれた結末とは違うのだろうけど……これはこれで、ワタシ達に似合っているんじゃないかな……キミも少し、そう思ったんじゃない? ねぇ、ハーデス」
やめろそれはおれの涙腺に効く。
というわけで、ゾディアーク討滅戦d……だから早ぇよ!!
え? ゾディアークここで戦うの?? え? 暁月のラスボスこいつじゃないの??
だから、まだレベル83なんだってば!!
まさかの展開への混乱はあれど、FCに募集をかけたところヒラ以外の人員が集まってくれました。
ただ今、ヒラロール不足してるのか、CF申請かけたところ、しばしの時間がかかりました。で来てくれたの二人とも賢者でした。
ぶっちゃけ、討滅戦タンクには苦手意識があったものの、ハーデスとウォーリア・オブ・ライトに鍛えられた私は、だいぶ善戦できたと思う。1失敗からの後半戦で落下死を計上するまでは……。
外周出る紋様を判断しての範囲避けは、まだわかりやすいとして、途中で入る拘束→床回転の安置見極めがキツい。初見はとにかく人が集まっているとこに寄るしかねぇ。っていうか拘束鎖のそんな使い方聞いてない。
落下死してタンク交代し、ちょっと情けない感じにはなったものの、やり直しは一回でクリアできました。
やった! ゾディアークを倒したぞ! どんなもんだい!
と喜ぶ私の目の前で、ファダニエルは信じられない行動に移る。
「最初から狙いはこちら……ゾディアークを殺すことだったんですよ」
そう、終末終末と騒いでいたファダニエルだが、その方法とはゾディアークを操ることではなかった。ゾディアークの存在そのものが起爆剤だった。
ここで、意外にもセンチメンタルなファダニエルもといアモンの胸中が語られる。
察しの悪い私は、ファダニエルの前身がアモンだったと告げられても、ここまで捻くれた理由がわからなかった。だが、こうして胸中が語られてやっと理解する。
彼は、ただただ失望してしまっただけだった。
賢いからこそ人を導けるわけではない。多くを知ったからこそ慈悲深くなれるわけでもない。
聡かった故に、自分にも他人にも失望してしまった。そこに、終わりに至る力を得てしまったばっかりに。自分で終わらせようと決めてしまった。全てを。
このセンチメンタルな独白、Aurel君の耳には届いてないってのがなんともな。いや、本人が語ろうとしなかっただけなんだけど。望みが望みなだけに同情心に繋がるものは、片っ端から切って捨ててきたし。
エメトセルクの時は、わかったからこそ、最後に繋ぐことができた想いがあった。
エリディブスの時は、わかっていても、どうにもできなかった。
今回は……そもそも、そこまで手が届かなかった。そんな結末だな、なんて感じてしまった。
なんて感傷に浸っていたら、目の前で真っ赤に染まった視界の向こうで、星が黒く浸食されていくのを幻視してしまう。
月の監視者がいうには、あれは実際にこれから起こる未来なのだという。
これからどうするべきか、監視者、更に後から追ってきたであろう仲間を交えて話を……というところで、ゼノスが現れる。
ところがゼノス。とうとうやり合うか、と思いきや、戦意喪失して去っていく。
要約すると、私のことだけ見てて欲しいのに……! そうじゃないなら、いいもん! 殺らない!! めんどくさい彼女かよ……。
そりゃあ、世界規模の終末を前にしちゃあ、たとえゼノスが相手でも、蛮神並みの力があるったって一個人ですからね。殺るなら殺るでちゃっちゃと斃して、はい次! ってなるわな。
当面の脅威が自分の足で去ってくれたことで、後から追って月に来てくれた三人を交え、今後について話し合う。
監視者との会話で見えた終末のポイントは、
・ある日、大地が悲鳴を上げ、生き物が異形へ転じ、その恐怖が創造魔法で具現化
・限られた地域から始まり、徐々に範囲を広め、やがて星全体に及ぶ
・十四人委員会は、次にどこで災厄が起こるか予想できるようになっていた
・星全体を覆うエーテルの流れである「天脈」の薄い地域から災厄が起こるなんかオゾンホールみたいだな
・ゾディアークは、その天脈を補強する為に召喚された蛮神
というとこ。
ちなみに、ハイデリンの目的はゾディアークの封印のみで、消滅は望んでいなかったとのこと。そもそもゾディアークの消滅=御覧の有様なので。
ハイデリンの言い分が、当初、アシエン側を敵視していたように感じられたのは、結論、彼女に余裕がなかったから、だそう。
説明の過程で監視者は言う。
「人が、過去を過去として、前に向かって進むこと……それが、ハイデリンに込められた願いなのだから」
エメトセルクは、これがどうしても受け入れられなかったのだろうなぁ……正しいとか間違ってるとかでなく。その気持ちを誰が咎められようよ……。
ちなみに、原初世界が滅びれば、鏡像世界の全てが共倒れだそうで。このまま終末を許せば、せっかく救った第一世界もおじゃんになる。
だが、圧倒的不利だったハイデリンは、もしもの事態に備えて一つの策を用意していた。
それが、月を船とし、滅びる星から生命を連れ出す計画だった!
← to be continued…