Personnage

Personnage

Tenori Dragon

Mascottiste

Ifrit [Gaia]

Vous n'avez aucune connexion avec ce personnage.

Demandes d'abonnements

L'accord du joueur est nécessaire pour suivre ce personnage.
Envoyer une demande ?

  • 6

辛くて、悲しくて、腹立たしいのに、思い出ばかりが愛おしい。

Public
こんにちは、こんな呟きのような日記を読みに来ていただきありがとうございます。

この日記は僕の考えていることを文字にまとめているに過ぎませんので、駄文が目立つかと思いますが、ご理解いただければと思います。


ずっと昔の話ですが、他のMMORPGでギルドマスターをやっていました。
FFXIVは400人とかまで人を増やすことも出来ますが、そのゲームでは確か60人だったかな。FFXIVと比較するとだいぶ少ない人数ですね。

僕はあるギルドのギルドマスターとして活動していました。
メンバー全員の顔や性格、ビルドまで覚えて、ギルドの柱たらんと努力をしていました。
加入希望者も少しお話してからの加入を条件つけていました。ギルドの雰囲気とソリが合わないことはないかな、誰々さんと仲良くなれそうかも、とか考えながら。

そんなこんなでギルドを運営していた訳ですが、半年くらいにもなれば、メンバーの誰かがログインしなくなったり、引退して籍だけ残っていたりするような状況にもなるわけです。
ただこのギルドが彼らにとっての「帰る場所」であって欲しい、という思いから除名処分はしませんでした。

そんなある日のことです。最高幹部の一人が口にしました。
「これだけ待っても戻ってこない人達は『仲間』なのか?」と。
あのゲームの中で、僕と彼らを唯一繋ぎ止めていたのは「このゲームが好きだ」という思いでした。それを失ってしまった人達は、果たして同じ団体で生活する同志と呼べるのか。
リアルを知り合うことのない我々にとって、相手のリアルの情報について唯一確定してるのが「このゲームを好きだということ」です。この土台の上に人間関係の全てが構築されていたのです。
これが揺らいでしまっては、僕は彼らの何を信じて何を伝えれば良いのか分からなくなってしまいます。


僕はメンバーの半分がログインしなくなった時点から、段階を追って除名処分して行くことを決めました。


反応は見事に賛否両論でした。
幹部達、そして休止勢との関わりが薄い比較的新しい人達がおおむね賛成。
幹部以外の古参・中核が反対です。


この決定を論理的に擁護できるとすれば、よりやる気のある新規メンバーを加入させてギルドの実績を上昇させるため。そしてメンバーが新規加入した時にログインする気のないメンバーばかりの惨状を見てモチベーションを低下させないため。

「今」を大切にしよう、とメンバーに呼びかけました。

でも休止勢の名前は既に過去の存在で、名簿を見る度に過去を思い返すのです。

僕は60日を目処に粛々と除名処分を決行して行きました。
反対派のメンバーからは「ゆぷさん(当時の僕の呼び名)がそんな冷たい人だとは思わなかった」と罵られ、距離の近かった休止勢に連絡を取ってみれば「二度とやらないから除名していいよ、むしろ今までしてなかったんだ?」と言われる始末。彼のそんな言葉を、別れを惜しむメンバー達に伝える訳にも行かず、僕は粛々と除名処分を行い続けました。

何が辛いって、悲しんだり気にしたりしてるのは取り残された方ばかりで、いなくなってしまった方は大して気にしていない人ばかりか、忘れてることすらあったという点ですよね。
「オーバーロード」の1話は見てて泣いてしまいました。取り残されたことが本当に辛くて、悲しくて、腹立たしくて。

だからこそ残された側は次へ進むために前へ歩き続けなければならないわけで、除名処分を行った僕の決断は間違ってはいなかったと思っています。
そのおかげで空いた枠によって新たな人間関係を築けましたし、60日という条件をルールとして設けたことで、自然消滅するまようなことになる前に、しっかり別れの挨拶をしてから出ていく人が増えました。


と、ここまではただの思い出話です。
この話の流れからお察しいただけるかもしれませんが、僕が所属するFCも同じような状況なわけですね。
違うとすれば、僕がマスターではないことと、人数の上限には全く達していないのとの2点です。

僕は、ログインしなくなってしまった彼らが思い出だけの存在になるくらいなら、思い出以外全て断ち切ってしまうべきだと思っています。
加えて、大規模な勧誘活動を行った結果として爆発的にメンバーが増加してのこの状況なので、より人と関わろうとしてる僕ならまだしも、他の方は休止前の彼らと接したことすらない人が多いはずです。
思い出だけの存在どころか、思い出すらない存在になってしまっています。
果たしてそれは「仲間」なのですかね。「家族」なのですかね。
もっとあとから入った方からすれば、もっと絶望的な存在です。
会ったこともない、話を聞いたことも無い、自分と同じようにこのゲームを好きな訳でもない、今後会う予定もない。
これは一体どんな「人間関係」と呼べるのでしょうか。僕は知ってます。それを「赤の他人」と呼びます。

新しく加入された方が、このFCに打ち解ければ打ち解けるほどに、「赤の他人」の影は色濃く付きまといます。打ち解けているはずなのに、不可侵な領域があるように感じさせてしまいます。壁を感じさせるのです。

でも除名処分を推し進めていくことは辛かったです。僕には思い出があったから。その糸は既に切れているはずなのに、残しておけばまだ繋がった気でいられるのではないか、と。往生際悪く足掻こうとも考たくらいです。

辛かったから今のマスターに除名処分を進言出来ないでいます。
僕はFCのために行動できない幹部失格の存在です。

そのせいなのか分かりませんが、最近は新規加入された方が抜けてしまうケースが目立ちます。

除名処分を出来ないなら、と新規加入の人数をかなり絞るよう呼びかけて、その少数新規加入がしっかり楽しめるよう手厚くお迎えする方針で新規さんに楽しんでもらっていますが、根本的な解決では無いです。
打ち解ければ、打ち解けるほどにこのFCの歴史に埋まってしまった「名前」に気づいた時の疎外感は大きくなります。

整合性、条理、理屈、営利的、そんな言葉でこの問題を片付けてしまえれば良かったのにね。




どうすればいいんだろ。





Commentaires (6)

Toratto Oiren

Alexander [Gaia]

難しい話ですねー。
自分もサブマスしてるので、よくわかります。
立ち上げの頃からいるのでインしなくなった人にも愛着はあるんですよね…。

とはいえ、新規にはしらない人ですもんねー。
人数的には余裕あるので除名はしてないんですけどねぇ。

除名した方が健全なんですかね、難しい(´・ω・`)

Elu Clu

Bahamut [Gaia]

はじめまして。

仲間は、無数の星々の軌道が重なる一瞬の出会いだと思います。
軌道が外れればあっという間に離れてしまう、故に、そこで過ごす時間は愛おしい。
そして、再び軌道が重なる日を夢見続ける。

FCは、そういった出会いの積み重ねの結晶だと思います。
でも、結晶は何も生み出さないし、新たなメンバーには異質な存在にしか映らない。

ただ、ぼくも除名という方法は好みません。
上限64人のCWLSの運営・・休眠メンバーが増えればアクティブ率は下がる。
出入り自由にしているけど、行方不明なメンバーも多くなる。


なので・・

新しいCWLSを作って、みんなでお引越をする選択をしました。w
休眠メンバーはみんな、旧CWLSでお休み中です。><ノ


FCとは何か・・この考え方次第で方向性は決まると思います。
「固定資産」なのか「たまり場」なのか「行動主体」なのか・・。

もし、結晶が大切なら、今いるメンバーを滅びの日まで大切にすべきと思います。
それ以外の何かに生まれ変わりたいなら、頭を使ってひねり出すべきと思います。
どちらにせよ、そのFCの「存在目的」があっての話ですが・・。

Tenori Dragon

Ifrit [Gaia]

>>Toratto Oirenさん
こんにちは。
このゲームのFCは定員数多いので、人数としてはまだまだ余裕あるのですよね。
だからこそマスターに進言するには、理屈が整わないのもあります。
ではこのままで良いのか、と問われると多分このままではだめなのではないかと焦燥感だけ残ります。

ここまで来れば正解などなくて、誰かが個人で悩むものでもなくて、それぞれの集団のあり方に問われてくる課題なのかもしれません。

Tenori Dragon

Ifrit [Gaia]

>>Elu Clu
はじめまして。
メンバー一人一人を星に準えた考え方はとても素敵で、不思議と納得出来るくらい的確な例えかもしれません。

仰ることは最もだと思います。
除名処分するもしないも、どちらも間違ってはおらず、最早個人の話ではなく、団体としての方向性が問われるものですね。
何の繋がりもなかったメンバー達が、ごっこ遊びのままの人間関係で終わらないよう、色々な方向性を模索していこうと思います。

ありがとうございました。

Fryiweb Solkspyrwyn

Alexander [Gaia]

私はFCに入ったばっかりで、
あまり分かっていませんが、

個人の思いを聞いた上で、
他人と線引きするのであれば私は除名はありだと思います。

思いますが、
それが分からなければ逆に除名はしたくないです。

居なくなった人の気持ちを汲むっていうよりは、
居なくなった人との思い出のある居る人の気持ちを汲む、
って考えると、

これもある意味ではFCを大事にしてるってことになるんじゃないでしょうか?

なにが正しいか分かりませんが、
TenoriさんのFCがいい方向に進むよう願っております。

Tenori Dragon

Ifrit [Gaia]

>>Fryiweb Solkspyrwynさん

コメントありがとうございます。
今いる人の気持ちを1番に考えるのは重要な事だと思います。

集団全体の利益を考えると、除名処分は選択肢に入りますが、その除名処分の重みは人によって大きく違うのですよね。
その人と仲良かった人、その人を誘った人、一緒にダンジョン行った人、助けたり助けられたりした人。
人それぞれに除名処分される方との思い出があるのは当然ですから。

それらのFCで交わされる思い全てを大切にしたいと考えていても、それはとても難しいことに感じているところです。

ありがとうございました。
Écrire un commentaire

Mur de la communauté

Activité récente

Il est possible de filtrer les informations afin d'en réduire le nombre affiché.
* Les annonces concernant les classements ne peuvent pas être filtrées par Monde.
* Les annonces de création d'équipe JcJ ne peuvent pas être filtrées par langue.
* Les annonces de création de compagnies libres ne peuvent pas être filtrées par langue.

Filtrer
Monde d'origine / Centre de traitement de données
Langue
Articles