────とある部屋にて。
Xion「♪~♪~~」
中の人「おや、Xionさん、随分ゴキゲンですね? 何か良いことあったんですか?」
Xion「お正月ですからね! ほらほら、見て下さいよ」(くるっと回るエモート)
中の人「見事な着物ですね」
Xion「ふふ。どうですか? 似合ってますか?」
中の人「似合ってますよ! 馬子にも衣装とはよく言ったも
「何か言いました!?(ゴゴゴゴゴゴゴ)」」
中の人「い、いや! 似合いすぎて困るなぁって!(汗)」
Xion「……まぁいいでしょう。それより中の人。
前回の日記、読みましたよ」
中の人「あ、どうでしたか? 今回はかなりスリムにした自信作なのですが」
Xion「それでも3500字超え……相変わらず重たいですね。中の人と同じように、ダイエット、失敗していませんか?(ため息)」
中の人「(き、厳しい……)書きたいことがついあふれ出てしまって……」
Xion「
あふれているのは中の人のお腹だけで十分ですよ……ともかく、書く側の情熱と、読む側の熱意は別物ですよ……それからもう1つ」
中の人「あ、はい。なんでしょう?(新しいお餅をコッソリたべちゃったこと、バレたのかな……?」
Xion「(ふふ。そのお餅、実は賞味期限切れのものにすり替えておいたんですけどね)──いえ。日記の中に、『既視感』がありすぎるんですよ」
中の人「既視感、ですか?」
Xion「……
妄想ネタ、多すぎませんか?
第31回でも同じようなことしてましたよね……串カツのタレとネタは
『二度漬け禁止』ですよ?」
中の人「ほ、ほら。それは様式美というか、お約束というか……(汗)」
Xion「それを世間では『ネタ切れ』と呼ぶんです……だいたい、中の人は少し1つのネタに依存しすぎるところがありますね」
中の人「ぐうの音もでません……」
Xion「あと、もう一つ。これが一番深刻だと思うんですが」
中の人「ま、まだあるの!?(汗)」
Xion「────私たちのこの会話パターン、これも毎回同じですよね?」
中の人「…………」
Xion「私に中の人が失礼なことを言って、私が半ギレ気味にツッコミをいれて、そのまま日記の反省会に突入……きょうび、村の入口に立っている村人1のセリフでも、もう少しバリエーションがありますよ?」
中の人「い、痛いところを……(汗)」
Xion「……引き出しを増やす努力をしてくださいね?(ニッコリ)」
中の人「善処します……」
Xion「────まぁ今回はこれぐらいにしておきましょう。ほらほら、中の人。最後に大切なことを忘れてますよ」
中の人「あ、そうでした」
(正面に向き直って正座する二人)
Xion「遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます」
中の人「こんな私達ですが、今年もよろしくお願い申し上げます」
(二人揃って一礼)
(おしまい)~あ・と・が・き~ こんばんは。Xionの中の人です。
物語の展開には、「お約束」という言葉がありますよね。ポジティブに言えば「王道」や「黄金パターン」、ちょっと斜に構えた言い方をすれば「ベタ」や「使い古された」なんて表現になるのでしょうか。
個人的には、この「お約束」的な展開が私は好きです。昔からみんなに愛されてきたスタンダードな流れって、どこかホッとするような実家のような安心感があると思うんです。
とはいえ、同じ味付けばかりだと「またこれか…」と飽きられてしまうのが怖いところ。逆に奇をてらった展開を盛り込むと、ウケない可能性が大です。数ある日記の中からせっかく読んでもらっているので、読者の方に「いつものXionさんの日記だな」と安心してもらいつつ、どうやって「おや、今回はちょっと違って面白いな」という新鮮さを盛り込んでいくか。この塩梅が文字通り難しいなぁと思います。
「いつもの安心感」という名の様式美を守りつつ、飽きたと思われないように。今年も試行錯誤しながら、楽しい「お約束」を積み重ねていければと思います。
今年もよろしくお願い申し上げます。